AMDのCPU「Ryzen 5 5500」がどのCPUクーラーに対応しているか気になったので調べてみました。また、具体的にどのCPUクーラーがおすすめなのかについても空冷式・水冷式別に紹介します。
「Ryzen 5 5500」を購入した・購入しようか迷っている、しかしどのCPUクーラーが対応しているのか良く分からないといった方は是非読み進めて参考にしていただければ幸いです。
- 「Ryzen 5 5500」に対応しているCPUクーラーの選び方
- 「Ryzen 5 5500」におすすめなCPUクーラー
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「Ryzen 5 5500」に対応しているCPUクーラーの確認方法
CPUクーラーを選ぶ上でまず最初に確認するのはCPUとCPUクーラーの対応ソケットが一致しているかどうかです。
例えば、「Ryzen 5 5500」のソケットは「AM4」なのでCPUクーラーも「AM4」に対応しているものを選ぶ必要があります。
それさえ満たせばあとはユーザーの様々な用途によって購入するCPUクーラーは変わってきます。冷却性能を優先させる人もいれば価格や大きさ、静粛性を求める方等様々です。
CPUクーラーには冷却方式として空冷式のものと水冷式のものとあります。
空冷式のCPUクーラーは、CPUに直接ヒートシンクを付けて熱を奪う方式であるのに対して、水冷式のCPUクーラーは一度CPUの熱を液体に移し大型のラジエーターまで運びそこで放熱するという方式になります。
一般的に空冷式のCPUクーラーの方が価格が安く耐久性に優れる反面、クーラーのサイズが大きく冷却性能は水冷式に比べると劣るとされます。
一方、水冷式のCPUクーラーは冷却性能に優れ本体サイズがコンパクトである分デザイン性に優れる反面、値段が高価です。耐久性についても空冷式と比べるとやや劣ると言われます。(その分保証が手厚かったりします)
空冷式のCPUクーラーは本体サイズが大きければそれだけ冷却性能にも優れますが、他のパーツとの干渉に注意しなくてはなりません。そして大きなクーラーになるだけ価格も上がる傾向にあります。
水冷式のCPUクーラーはCPUに取り付けるポンプ部はどれもコンパクトですが、ラジエーターの大きさは様々なので大型のラジエーターを持つ水冷式CPUクーラーを買う際はケースに取り付けられるかを確認しておく必要があります。
「Ryzen 5 5500」におすすめの定番CPUクーラー4選
では、「Ryzen 5 5500」におすすめのCPUクーラーはどれなんだと聞かれると予算と好みに左右されるので難しいところ。
そこで「Ryzen 5 5500」の対応ソケット「AM4」に対応している事を条件に特にAmazonでよく選ばれているCPUクーラーを紹介します。
【空冷】「Deepcool AK400」
冷却タイプ | 空冷 サイドフロー |
サイズ | 127×97×155 mm |
対応ソケット | LGA1700/1200/1151/1150/1155 AM5/AM4 |
回転数 | 500~1850 RPM±10% |
ノイズ | ≤29 dB(A) |
- 4本のヒートパイプを備え最大220Wの放熱効率を実現
- 独自のマトリックスフィンデザインを採用
- 流体軸受けの120mm径ファンを装備
- 3年間の保証
よく冷えてオシャレ
TDP65Wのcore i5ですが余裕で冷えます(オーバーキルかも)。ファンは静かです。ヒートシンクのマトリックスデザインがオシャレで気に入りました。
エントリーモデルはこれで十分
i5-12400のCPUクーラーとして使用しています。
現状問題なく動いています。ファンの静音性は素晴らしく、最高回転をしなければケースにもよるかもしれませんが全く音がしません。PCが起動しているのか不安になるほどです。
冷却性能は某チャンネルでも紹介されているように申し分ないです。何買えば分からない方にオススメです。公開はしずらいと思います。
グリスは最初から塗って(個体のようでしたが)あります。
ファンをもう一台取り付けるための固定器具も同封されていました。最後に、Deep Coolのロゴが組み立てた後によく見え、シンプルなデザインが好きな人にオススメです。
【空冷】「虎徹 Mark II Rev.B SCKTT-2100」
冷却タイプ | 空冷 サイドフロー |
サイズ | 136(W)×154(H)×84(D) mm |
対応ソケット | LGA1150/1151/1155/1156/1200/1700/2011/2011(V3)/2066 AM2/AM3/AM4/FM1/FM2 |
回転数 | 300(±200rpm)~1500rpm(±10%) |
ノイズ | 4.0 ~ 28.6dB(A) |
- 新型ファン「KAZE FLEX II 120」 を採用
- 6mm径ヒートパイプを4本採用
- デュアルファン運用も可能
よっぽどの高負荷でなければこれで十分な印象。安いし静かです。
表題の通り。
取付時にフィンで指を切ったりしないようにとか、CPU接合面の保護フィルムをはがし忘れないようにしましょうとか、ファンの方向を確認しましょうとかいう、初心者にありがちなミスについてマニュアルが多少不親切ですが、動き出してしまえばめっちゃ冷えます。
Mk2になって造形が変更になったそうですが、実際メモリスロット等との干渉も回避可能なので作業性も良かったです。
OCしないならこれでOK
i5 12600KFにAS-05を塗って使用しています。
CPUデフォルト設定でCinebenchを10分回して温度を測ったところ、
最大74℃(室温20℃)でしたので、定格での使用であれば冷却に問題はないと思います。ただ、少々電圧を盛りつつ、Pコアのクロックを引き上げてみたところ、
Package TDPが145Wで最大91℃までCPU温度が上昇しました。
これではOCするには少々厳しいです。
OCするのであれば、よりグレードの高いCPUクーラーを購入するほうがいいと思います。ファンの音は静かで、気になりません。
取り付けで難しいところは特になく、スムーズに行うことができました。
【水冷】「Corsair iCUE H100i RGB PRO XT」
冷却タイプ | 簡易水冷 |
ラジエーター寸法 | 277mm x 120mm x 27mm |
ラジエーターサイズ | 240 mm |
対応ソケット | LGA2066/2011/1700/1200/1150/1151/1155/1156/1366 AM5/AM4/AM3/AM2/sTRX4/sTR4 |
回転数 | 400~2400 RPM |
ノイズ | 10 - 37 dB(A) |
- 磁気浮上式ファンによってエアフローを改善しCPU冷却パフォーマンスがさらに向上
- CORSAIR iCUEソフトウェアを活用するゼロRPMモード搭載
初めてでも取り付けられた
結構簡単にクーラーを交換出来て満足
カッコよくて静かで冷却も良き!
安定しているが、取り付けの際に注意点
ryzen7 5800xに使用しています。
主にapexやvalorantなどのfpsをプレイしています。ファンが全開になるとかなりうるさいですが、イヤホンをしていると気にならないので個人的には特に問題ありません。
温度は60度台でキープされています。安定しているので満足しています。
個人的に取り付けの際に、私はBTOで買ったパソコンに取り付けたのですが、本来マザーボードを買った際についているマウントがBTOパソコンだと付いておらず、水枕を取り付けできなくて困りました。ネットでも販売していなかったので、近所のPCショップに行って余っているものをもらって取り付けることができました。BTOパソコンに取り付けようとしている方は注意が必要です。
【水冷】「NZXT KRAKEN X63 280mm」
冷却タイプ | 簡易水冷 |
ラジエーター寸法 | 315 x 143 x 30mm |
ラジエーターサイズ | 280 mm |
対応ソケット | LGA1700/1200/1150/1151/1155/1156 AM5/AM4/sTRX4/TR4 |
回転数 | 500~1,800RPM±300 |
ノイズ | 21 - 38 dB(A) |
- 優れた冷却機能と視覚効果
- カスタマ イズ可能な照明効果と静音性能+HUE2コネクタ追加によってさらにRGBオプションに対応
- 6年間の長期保証
1年以上問題なく使用できています
24時間稼働で1年以上使い続けていますが、全く問題なく動いています。
CPU:Ryzen 7 5800X
RAM:128GB (32GBx4)
SSD:2TB (M.2 NVMe)
GPU:RTX-3090