「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーの持ち時間が他のライバルスマホと比較して悪くないのか気になったので調べてみました。
純粋なバッテリーの持ちがどれくらいなのか知りたいので、可能な限り解像度やリフレッシュレートを統一したテスト結果を紹介します。
- Galaxy Note20 Ultraのバッテリー容量と充電速度
- Galaxy Note20 Ultraが他のスマホと比較してバッテリーが持つのか?
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「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリー容量/充電速度について
- バッテリー容量 :4,500mAh
- 急速充電(有線):25W
- ワイヤレス充電 :15W
「Galaxy Note20 Ultra」には6.9インチの画面に4,500mAhのバッテリーが搭載されています。これは「Galaxy Note20」より200mAh多く、「Galaxy S20 Ultra」より500mAh少ない容量であることを示しています。
また、急速充電(有線)が最大で25Wまで対応し、充電開始から30分で0-50%まで充電することができる高速な充電技術が搭載されています。
ワイヤレス充電も15Wまで対応しています。
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「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーの持ちを他社のライバルスマホと比較
すべてのスマホの環境を可能な限り同じにするために解像度とリフレッシュレートを揃えたTechNickのテストを基に「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリー持ちは悪くないのか見ていきます。
今回参考動画で出てくる各スマホのバッテリー容量や解像度・リフレッシュレートの設定は以下の通り。
Galaxy Note20 Ultra | 4,500mAh | 60Hz/FHD+ |
iPhone 12 | 2,815mAh | 60Hz/FHD<QHD |
iPhone 11 Pro Max | 3,969mAh | 60Hz/FHD<QHD |
OnePlus 8T | 4,500mAh | 60Hz/FHD+ |
OnePlus 8 Pro | 4,510mAh | 60Hz/FHD+ |
ROG Phone 3 | 6,000mAh | 60Hz/FHD+ |
※スペック表ではないので注意。
バッテリー持ちのテストは上記環境で様々なアプリを実行します。そしてどのスマホがどれくらいバッテリーが持つのかをテストします。
「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーが75%まで減った時点:
- iPhone 12:74%
- iPhone 11 Pro Max:76%
- Galaxy Note20 Ultra:74%
- OnePlus 8T:75%
- OnePlus 8 Pro:71%
- ROG Phone 3:85%
「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーが約75%まで減った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。この時点で最もバッテリーの持ちが良いのは最も大きなバッテリーを搭載するASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone 3」です。次いで「iPhone 11 Pro Max」、「OnePlus 8T」と続きます。
この時点では「Galaxy Note20 Ultra」は6スマホの内4番目(同率)の持ちを示しています。
「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーが約70%まで減った時点:
- iPhone 12:69%
- iPhone 11 Pro Max:72%
- Galaxy Note20 Ultra:70%
- OnePlus 8T:70%
- OnePlus 8 Pro:65%
- ROG Phone 3:82%
「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーが約70%まで減った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。
「Galaxy Note20 Ultra」はこの時点で6スマホの中で4番目の持ちの良さを示しています。
「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーが45%まで減った時点:
- iPhone 12:47%
- iPhone 11 Pro Max:55%
- Galaxy Note20 Ultra:47%
- OnePlus 8T:52%
- OnePlus 8 Pro:41%
- ROG Phone 3:68%
「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーが約45%まで減った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。「Galaxy Note20 Ultra」は変わらず6つのスマホの内4番目の持ちを示しています。
「ROG Phone 3」はバッテリー容量が圧倒的に多いので持ちの良さは頷けますが、多くの「Android」スマホよりバッテリー容量が少ない「iPhone 11 Pro Max」のバッテリー持ちの良さが目立ちます。
当の「Galaxy Note20 Ultra」は同じ要領の「OnePlus 8T」よりは持ちが良くないように見えますが、「OnePlus 8 Pro」はそれ以上に消耗が早く見えます。
※あくまでもこのテストの上での話であり、絶対的なバッテリー持ちではないので注意。
「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーが25%まで減った時点:
- iPhone 12:20%
- iPhone 11 Pro Max:32%
- Galaxy Note20 Ultra:25%
- OnePlus 8T:31%
- OnePlus 8 Pro:18%
- ROG Phone 3:49%
「Galaxy Note20 Ultra」のバッテリーが約25%まで減った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。「Galaxy Note20 Ultra」は変わらず6つのスマホの内4番目の持ちを示しています。
テスト結果:
- ROG Phone 3:10時間14分
- iPhone 11 Pro Max:9時間8分
- OnePlus 8T:8時間14分
- Galaxy Note20 Ultra:7時間51分
- iPhone 12:7時間37分
- OnePlus 8 Pro:7時間20分
最終的に「Galaxy S20 Ultra」は今回テストに使用した6スマホの中で4番目にバッテリー持ちが良いという結果でした。もちろん、テスト環境により結果は異なるのであくまで一つのテスト結果ですが、少なくとも「Galaxy S20 Ultra」のバッテリー持ちはライバルスマホと比較して特出して良いわけではなさそうです。とはいえ、著しく悪いものでもないと言えます。
良いという結果よりも著しく悪いものではないという結果が重要です。
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リフレッシュレートの違いでスマホのバッテリーの持ちは変わるのか
一言で言うなら、変わります。
二言目を言うなら、神経質になるほどではありません。
以前、リフレッシュレートの設定を60Hzにした「Galaxy S20 Ultra」と120Hzに設定した「Galaxy S20 Ultra」で今回のようなバッテリーの持ちをテストした結果、最終的に約15%の差が出ました。
リフレッシュレートの違いでスマホのバッテリーの持ちが変わるかどうかは下記にまとめているので気になる方は参考に読んでみてください。リフレッシュレートに関する基礎知識も簡単に解説しています。