「OnePlus 8T」のバッテリーの持ち時間が他のライバルスマホと比較して悪くないのか気になったので調べてみました。
純粋なバッテリーの持ちがどれくらいなのか知りたいので、可能な限り解像度やリフレッシュレートを統一したテスト結果を紹介します。
- OnePlus 8Tのバッテリー容量と充電速度
- OnePlus 8Tが他のスマホと比較してバッテリーが持つのか?
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「OnePlus 8T」のバッテリー容量/充電速度について
- バッテリー容量 :4,500mAh
- 急速充電(有線):65W(Warp Charge 65)
- ワイヤレス充電 :非対応
「OnePlus 8T」には同じ6.55インチの画面を搭載する「OnePlus 8」(4,300mAh)よりも200mAh大きなバッテリーが搭載されています。
また、急速充電(有線)が65Wにまで対応し、充電開始から15分で最大58%まで充電することができ、39分で0~100%の充電を完了させる非常に高速な充電技術が搭載されています。
ワイヤレス充電には非対応です。
「OnePlus 8T」のバッテリーの持ちを他社のライバルスマホと比較
すべてのスマホの環境を可能な限り同じにするために解像度とリフレッシュレートを揃えたTechDroiderのテストを基に「OnePlus 8T」のバッテリー持ちは悪くないのか見ていきます。
今回参考動画で出てくる各スマホのバッテリー容量や解像度・リフレッシュレートの設定は以下の通り。
OnePlus 8T | 4,500mAh | 60Hz/FHD+ |
iPhone 11 | 3,110mAh | 60Hz/HD+ |
Galaxy S20 FE | 4,500mAh | 60Hz/FHD+ |
Xiaomi Mi 10 | 4,780mAh | 60Hz/FHD+ |
OnePlus 8 | 4,300mAh | 60Hz/FHD+ |
バッテリー持ちのテストは上記環境で様々なアプリを実行します。そしてどのスマホがどれくらいバッテリーが持つのかをテストします。
「OnePlus 8T」のバッテリーが60%まで減った時点:
- iPhone 11:68%
- OnePlus 8T:62%
- Galaxy S20 FE:65%
- Xiaomi Mi 10:62%
- OnePlus 8:58%
「OnePlus 8T」のバッテリーが約60%まで減った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。この時点ではあまり差が見られません。このテストに使用されている「Android」スマホで最もバッテリー容量が少ない「OnePlus 8」のバッテリーの減りが気持ち早いでしょうか。「iOS」の「iPhone 11」は容量こそ少ないものの、この時点では最もバッテリーの持ちがよく見えます。
「OnePlus 8T」のバッテリーが40%まで減った時点:
- iPhone 11:36%
- OnePlus 8T:38%
- Galaxy S20 FE:30%
- Xiaomi Mi 10:41%
- OnePlus 8:33%
「OnePlus 8T」のバッテリーが40%を切った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。より大きなバッテリーを搭載する「Xiaomi Mi 10」には3%負けてますが、この時点で「OnePlus 8T」は他のスマホよりもバッテリーの持ちが良さそうに見えます。
「OnePlus 8T」のバッテリーが25%まで減った時点:
- iPhone 11:19%
- OnePlus 8T:24%
- Galaxy S20 FE:15%
- Xiaomi Mi 10:31%
- OnePlus 8:20%
「OnePlus 8T」のバッテリーが約25%まで減った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。ぶっちゃけ、このテストに出てくるスマホはどれもバッテリーの持ちが悪くないように見えます。一際目立っているのは「Xiaomi Mi 10」で2番手に「OnePlus 8T」に位置しています。
テスト結果:
- Xiaomi Mi 10:8時間56分
- OnePlus 8T:8時間24分
- OnePlus 8:8時間14分
- iPhone 11:8時間10分
- Galaxy S20 FE:7時間51分
最終的に「OnePlus 8T」は今回テストに使用した5端末の中で2番目にバッテリー持ちが良いようです。もちろん、テスト環境により結果は異なるので一概には言えませんが、少なくとも「OnePlus 8T」のバッテリー持ちは悪くはなさそうです。極めて良い結果でもありませんが、著しく悪くないという結果が重要です。
リフレッシュレートの違いでスマホのバッテリーの持ちは変わるのか
一言で言うなら、変わります。
二言目を言うなら、神経質になるほどではありません。
以前、リフレッシュレートの設定を60Hzにした「Galaxy S20 Ultra」と120Hzに設定した「Galaxy S20 Ultra」で今回のようなバッテリーの持ちをテストした結果、最終的に約15%の差が出ました。
この結果は日常生活で神経質になるほど大きな差ではありませんが、「OnePlus 8T」も120Hzに対応しているため、120Hzに設定している場合今回のバッテリー持ちテストの結果よりもやや悪化した結果になるはずです。(今回のテストは全スマホ60Hz統一のため)
リフレッシュレートの違いでスマホのバッテリーの持ちが変わるかどうかは下記にまとめているので気になる方は参考に読んでみてください。リフレッシュレートに関する基礎知識も簡単に解説しています。