「Pixel 6 Pro」のバッテリーの持ち時間が他のライバルスマホと比較して悪くないのか気になったので調べてみました。
純粋なバッテリーの持ちがどれくらいなのか知りたいので、可能な限り解像度やリフレッシュレートを統一したテスト結果を紹介します。
- 「Pixel 6 Pro」のバッテリー容量と充電速度
- 「Pixel 6 Pro」が他のスマホと比較してバッテリーが持つのか?
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「Pixel 6 Pro」のバッテリー容量/充電速度について
- バッテリー容量 :5,003mAh
- 急速充電(有線):23W(30分で50%)
- ワイヤレス充電 :23W
「Pixel 6 Pro」には6.7インチの画面に5,003mAhのバッテリーが搭載されています。
有線の充電速度は23Wで30分で50%の充電が可能な急速充電に対応しています。ワイヤレス充電は23Wまで対応しています。
「Pixel 6 Pro」のバッテリーの持ちを他社のライバルスマホと比較
すべてのスマホの環境を可能な限り同じにするために解像度とリフレッシュレートを揃えたTechDroiderのテストを基に「Pixel 6 Pro」のバッテリー持ちは悪くないのか見ていきます。
今回参考動画で出てくる各スマホのバッテリー容量や解像度・リフレッシュレートの設定は以下の通り。
Pixel 6 Pro | 5,003mAh | 120Hz/WQHD+ |
Xiaomi 12S Ultra | 5,000mAh | 120Hz/WQHD+ |
iPhone 13 Pro Max | 4,352mAh | 120Hz/QHD>FHD |
OnePlus 10 Pro | 5,000mAh | 120Hz/WQHD+ |
Galaxy S22 Ultra | 5,000mAh | 120Hz/WQHD+ |
Xiaomi Mi 12 Pro | 4,600mAh | 120Hz/WQHD+ |
バッテリー持ちのテストは上記環境で様々なアプリを実行します。そしてどのスマホがどれくらいバッテリーが持つのかをテストします。
「Pixel 6 Pro」のバッテリーが60%まで減った時点:
- Xiaomi 12S Ultra:64%
- iPhone 13 Pro Max:75%
- OnePlus 10 Pro:59%
- Galaxy S22 Ultra:54%
- Pixel 6 Pro:60%
- Xiaomi Mi 12 Pro:48%
「Pixel 6 Pro」のバッテリーが約60%まで減った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。
この時点で既に大きな差が開いており、「Pixel 6 Pro」は6端末の中から3番めの持ちの良さ。可もなく不可もなくといったところ。
一般的に「iOS」の方が「Android」よりも電力効率が高いため、「iPhone 13 Pro Max」のバッテリーの持ちの良さが目立ちます。今回のテストの中では最もバッテリー容量が少ないにも関わらず。
「Pixel 6 Pro」のバッテリーが約45%まで減った時点:
- Xiaomi 12S Ultra:56%
- iPhone 13 Pro Max:69%
- OnePlus 10 Pro:51%
- Galaxy S22 Ultra:45%
- Pixel 6 Pro:45%
- Xiaomi Mi 12 Pro:38%
「Pixel 6 Pro」のバッテリーが約45%まで減った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。
「Pixel 6 Pro」は6端末の中の下から2番目の持ち。この時点では他のスマホの方がバッテリーの持ちが良いように見えますね。
個のテストで最もバッテリーもちが良いのはこの時点でも変わらず「iPhone 13 Pro Max」。
「Pixel 6 Pro」のバッテリーが20%まで減った時点:
- Xiaomi 12S Ultra:33%
- iPhone 13 Pro Max:52%
- OnePlus 10 Pro:27%
- Galaxy S22 Ultra:23%
- Pixel 6 Pro:20%
- Xiaomi Mi 12 Pro:5%
「Pixel 6 Pro」のバッテリーが約20%まで減った時点でのバッテリー持ちの差は上記の通り。
やはり「Pixel 6 Pro」のバッテリーの減りは他のスマホと比較すると早いようです。
テスト結果:
- iPhone 13 Pro Max:10時間43分
- Xiaomi 12S Ultra:9時間20分
- OnePlus 10 Pro:8時間57分
- Galaxy S22 Ultra:8時間42分
- Google Pixel 6 Pro:8時間42分
- Xiaomi Mi 12 Pro:7時間32分
最終的に「Pixel 6 Pro」は今回テストに使用した6端末の中で下から2番目の持ちという結果になりました。
このテストはバッテリーが100%から0%になるまで様々なアプリを連続で実行し、どれくらいの時間スマホを使えるか検証するというものです。実行するアプリによってバッテリーの持ちは変化する他、日常生活で8時間アプリを連続で稼働させることはあまりないでしょう。そのため、「Pixel 6 Pro」のバッテリー持ちは他のスマホと比較すると良くはありませんが、日常生活で致命的な悪さでもないと評価することができるのかなと思います。
もちろん、テスト環境により結果は異なるのであくまで一つのテスト結果ですが。
リフレッシュレートの違いでスマホのバッテリーの持ちは変わるのか
一言で言うなら、変わります。
二言目を言うなら、神経質になるほどではありません。
以前、リフレッシュレートの設定を60Hzにした「Galaxy S20 Ultra」と120Hzに設定した「Galaxy S20 Ultra」で今回のようなバッテリーの持ちをテストした結果、最終的に約15%の差が出ました。
リフレッシュレートの違いでスマホのバッテリーの持ちが変わるかどうかは下記にまとめているので気になる方は参考に読んでみてください。リフレッシュレートに関する基礎知識も簡単に解説しています。