BTOパソコンとは
パソコンを購入する手段は大きく「Amazonやお店などで完成品を購入する」「必要なパーツを自分で購入し自作」「BTO」の3種類あります。
これだけ書くとBTOパソコンは完成品じゃないのか?と誤解を招きそうですが、BTOパソコンも届いたらすぐに使用できる”完成品”として販売されます。が、お店で購入するのとは少し違います。
BTOとは「Build to Order」(ビルド・トゥー・オーダー)の略で、注文販売の形態の1つです。
最大の特徴はどういうパソコンを構築するかをユーザー側が決める販売方式であるという点です。
お店で販売されているパソコンはメーカーがスペックを決定し、そのスペックでパソコンが組まれ販売されていますが、BTOパソコンの場合そのスペックをどういうものにするかをユーザーが決めることになります。
つまり、BTOパソコンを販売するメーカーはパソコンという”完成品”を仕入れているわけではなくパソコンを構成するための「部品」を仕入れ、その後ユーザーの要望に合わせてパソコンを組み完成品としているということになります。
こういう販売形態を取ることで以下のようなメリットが生まれます。
BTOパソコンを購入するメリット
BTOパソコンの魅力はやはりPCのスペックを自分で決められることです。
BTOパソコンの場合、必要なスペックを組み、余計な部分は削ぎ落とすということができるため予算を大幅に抑えられることができるのが最大のメリットとなります。
スマホでもそうですが、キャリアから購入するとプリインストールアプリとか必要ないものが入っていたりしますよね。これはPCでも同じでメーカー販売のPCを購入するとどうしてもそういった入らない機能がついてきたりします。
BTOパソコンの場合はそういった余計なものがないのでスッキリしますし、何より無駄な費用がかからなくて済みます。
他にも、BTOパソコンの場合はメーカーPCと違い、ある程度拡張性のあるケースを採用していることが多いです。そのため、購入後にパーツを交換できる余地があるのは個人的には非常に大きいです。
また、BTOパソコンの場合、自作PCと違って製作中のトラブルに見舞われる可能性がありません。
自作PCの場合、必要なパーツを自分で購入して組み合わせて完成させます。この過程でCPUのピンが折れたとかメモリの相性がとか様々なトラブルに遭遇する可能性があります。
しかし、BTOパソコンの場合は間違いなく動作することを検証した上で発送手続きに移行するので、基本的に完全に動く状態でパソコンを使うことができます。(メーカーPCもこの点では同じ)
BTOパソコンを購入するデメリット
メリットを紹介したのにデメリットを紹介しないのは不公平だと思ったのでBTOパソコンを購入する際のデメリットを考えてみました。
ぶっちゃけた話、BTOパソコンを購入するデメリットはありません。
しかし敢えてデメリットとするならばPCに関する一定の知識がないと最適なパーツを決められないことでしょうか。
BTOパソコンの最大の特徴は{「CPU」はコレで、「グラボ」はコレにしよう}という風に各パーツごとに搭載するものを決めることができます。そのため、それぞれのパーツに複数の製品が選択可能な点が悩ませるポイントです。
これは良くも悪くもBTOという販売形態の特徴です。
この記事を読んでいただいている方はこのまま読み進めてもらえれば各パーツの選び方もバッチリ理解できると思うのでご安心を。
当サイトではBTOパソコン初心者には絶対的にマウスコンピューターをオススメしていますが、その理由は初心者にとって非常に「わかりやすい」という点です。
BTOパソコンを販売するメーカーは様々ありますが、中には選択肢が多すぎてパソコンが動かない構成でも購入できてしまうところもあります。マウスコンピューターは様々な用途(ゲーミング・クリエイター・ビジネス)に合わせてブランド展開がされており、ラインナップも豊富。それでいてカスタマイズ画面がわかりやすいことと選択肢が多すぎない点が多くの人にオススメできる点です。
(マウスコンピューターはベースモデルとなるラインナップが豊富なのでほしいスペックのモデルを選択すれば、カスタマイズ画面を特に触らずに購入することも多いですよ。)