「Galaxy A52 5G」の4G/5G対応バンドまとめ - ミリ波には対応してる?

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「Galaxy A52 5G」の対応バンドが気になったので調べてみました。「Galaxy A52 5G」の対応バンドは国やキャリアによって異なるため、日本のユーザーが購入する可能性のある主要地域・キャリアの対応バンドを調べ、docomo・au・Softbank・楽天モバイルの各キャリアで使用することができるのか紹介します。

 

 

この記事の内容
  • 「Galaxy A52 5G」の地域別対応バンド[4G/LTE&5G]
  • 「Galaxy A52 5G」が各通信キャリアで使えるかどうか

「Galaxy A52 5G」の4G/5G対応バンド

中国/香港版「Galaxy A52 5G」の4G/5G対応バンド[SM-A5260]

(※各キャリアの必須バンドに対応している場合を「対応」と表記しています)

Galaxy A52 5G
[中国/香港版] [Snapdragon 750G]

4G/LTE:B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 20, 28, 34, 38, 39, 40, 41
5G:n41, n28, n41, n78, n79
docomo,
docomo系MVNO
4G/LTE:B1, 3, 19, 21, 28, 42 一部対応
5G:n77, n78, n79, n257[ミリ波] 対応
au,
UQ Mobile
4G/LTE:B1, 3, 11, 18, 26, 28, 41, 42 一部対応
5G:n77, n78, n257[ミリ波] 対応
Softbank,
Yモバイル
4G/LTE:B1, 3, 8, 11, 28, 41, 42 対応
5G:n77, n257[ミリ波] 非対応
楽天モバイル 4G/LTE:B3, 18 一部対応
5G:n77, n257[ミリ波] 非対応

(出典:Samsung CN

 

グローバル版「Galaxy A52 5G」の4G/5G対応バンド[SM-A526B]

グローバル版「Galaxy A52 5G」の対応バンド(タップで確認)

(※各キャリアの必須バンドに対応している場合を「対応」と表記しています)

Galaxy A52 5G
[グローバル版] [Snapdragon 750G]
4G/LTE:B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 20, 26, 28, 32, 38, 40, 41, 66
5G:n1, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41, 66, 78
docomo,
docomo系MVNO
4G/LTE:B1, 3, 19, 21, 28, 42 一部対応
5G:n77, n78, n79, n257[ミリ波] 対応
au,
UQ Mobile
4G/LTE:B1, 3, 11, 18, 26, 28, 41, 42 一部対応
5G:n77, n78, n257[ミリ波] 対応
Softbank,
Yモバイル
4G/LTE:B1, 3, 8, 11, 28, 41, 42 対応
5G:n77, n257[ミリ波] 非対応
楽天モバイル 4G/LTE:B3, 18 一部対応
5G:n77, n257[ミリ波] 非対応

(出典:Samsung UK

 

詳細をチェック!

 

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「Galaxy A52 5G」は○○回線で4G/LTE&5G使えるの?

※Galaxy A52 5Gは地域によって対応バンドが異なるため、購入予定のモデルが対応しているかどうかはよく確認しましょう

 

5G通信の対応バンドに関して知っておきたいこと

日本で5G通信のために使用される周波数帯は3.6GHz~4.6GHzとなっており、それぞれキャリアごとに以下の周波数帯が割り当てられています。

 

バンド 周波数 キャリア
n77 3.6~3.7GHz NTTドコモ
n77 3.7~3.8GHz au
n77 3.8~3.9GHz 楽天
n77 3.9~4.0GHz Softbank
n77 4.0~4.1GHz au
n78 3.3~3.8GHz NTTドコモ, au
n79 4.5~4.6GHz NTTドコモ

 

各バンドがカバーする周波数は以下の通り。

n77 3.6~4.1GHz
n78 3.3~3.8GHz
n79 4.5~4.6GHz

 

つまりどういうことか。

 

購入しようとしているスマホの5G対応バンドが「n78」のみの場合:

この場合は3.3~3.8GHzを使用することができるということです。これを考慮した対応テーブルが以下の通り。

対応可否 周波数 キャリア
3.6~3.7GHz NTTドコモ
3.7~3.8GHz au
× 3.8~3.9GHz 楽天
× 3.9~4.0GHz Softbank
× 4.0~4.1GHz au
3.3~3.8GHz NTTドコモ, au
× 4.5~4.6GHz NTTドコモ

 

購入しようとしているスマホの5G対応バンドが「n77」のみの場合:

この場合は3.6~4.1GHzを使用することができるということ。これを考慮した対応テーブルが以下の通り。

対応可否 周波数 キャリア
3.6~3.7GHz NTTドコモ
3.7~3.8GHz au
3.8~3.9GHz 楽天
3.9~4.0GHz Softbank
4.0~4.1GHz au
3.3~3.8GHz NTTドコモ, au
× 4.5~4.6GHz NTTドコモ

 

結論として:

  • docomoの5G通信を利用するならn77もしくはn78が必須
  • auの5G通信を利用するならn77もしくはn78が必須
  • Softbankの5G通信を利用するならn77が必須
  • 楽天モバイルの5G通信を利用するならn77が必須

 

ミリ波は全キャリア「n257」バンドを利用するため、購入しようとしているスマホの対応バンドに「n257」があればミリ波対応と考えてOKです。

 

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docomo回線でSIMフリー版「Galaxy A52 5G」は使えるのか

docomoの4G/LTE回線

docomoの4G/LTE回線は以下のバンドを使用しています。

docomo[4G/LTE]
  • B1, B3, B19, B21, B28, B42

 

この内docomoの4G/LTE回線を利用する上での必須バンドは「B1・B19」の2つ。関東地域であれば「B3」の対応も欲しいところです。

 

「Galaxy A52 5G」の中国/香港版モデルはdocomoが使用する4G/LTEバンドの「B1・B3・B28」の3つに対応しているため、docomoの4G/LTE回線を利用することができますが、プラチナバンド(B19)には非対応なので場所によって繋がりづらいことがあるでしょう。

 

docomoの5G回線

docomoの5G回線は以下のバンドを使用しています。

docomo[5G]
  • n77(3.6GHz~3.7GHz)
  • n78(3.3GHz~3.8GHz)
  • n79(4.5GHz~4.6GHz)
  • n257(27.40GHz~27.80GHz)[ミリ波]

 

この内docomoの5G回線を利用する上での必須バンドは「n77・n78」のどちらかです。「n79」も対応していれば尚良し。

 

「Galaxy A52 5G」の中国/香港版モデルはdocomoが使用する5Gバンドの「n78・n79」に対応しているため、docomoの5G回線を利用することができるでしょう。

 

 

au回線でSIMフリー版「Galaxy A52 5G」は使えるのか

auの4G/LTE回線

auの4G/LTE回線は以下のバンドを使用しています。

au[4G/LTE]
  • B1, 3, 11, 18, 26, 28, 41, 42

 

この内auの4G/LTE回線を利用する上での必須バンドは「B1・B18・(B26)」の2つ。B18とB26は周波数帯が800MHzと同じ。

 

「Galaxy A52 5G」の中国/香港版モデルはauが使用する4G/LTEバンドの「B1・B3・B28・B41」に対応しているため、auの4G/LTE回線を利用することができますが、プラチナバンド(B18)には非対応なので場所によって繋がりづらいことがあるでしょう。

 

auの5G回線

auの5G回線は以下のバンドを使用しています。

au[5G]
  • n77(3.7GHz〜3.8GHz)
  • n77(4.0〜4.1GHz)
  • n78(3.3GHz〜3.8GHz)
  • n257[ミリ波](27.80GHz〜28.20GHz)

この内auの5G回線を利用する上での必須バンドは「n77・n78」のどちらかです

 

「Galaxy A52 5G」の中国/香港版モデルはauが使用する5Gバンドの「n78」に対応しているため、auの5G回線を利用することができるでしょう。

 

 

Softbank回線でSIMフリー版「Galaxy A52 5G」は使えるのか

Softbankの4G/LTE回線

Softbankの4G/LTE回線は以下のバンドを使用しています。

Softbank[4G/LTE]
  • B1, 3, 8, 11, 28, 41, 42

 

この内Softbankの4G/LTE回線を利用する上での必須バンドは「B1・B3・B8」の3つ

 

「Galaxy A52 5G」の中国/香港版モデルはSoftbankが使用する4G/LTEバンドの「B1・B3・B8・B28・B41」に対応しているため、Softbankの4G/LTE回線を快適に利用することができるでしょう。

 

Softbankの5G回線

Softbankの5G回線は以下のバンドを使用しています。

Softbank[5G]
  • n77(3.9GHz〜4.0GHz)
  • n257[ミリ波](29.10GHz〜29.50GHz)

 

この内Softbankの5G回線を利用する上での必須バンドは「n77」です

 

「Galaxy A52 5G」の中国/香港版モデルはSoftbankが使用する5Gバンドに対応していないため、Softbankの5G回線を利用することはできません。

 

 

楽天モバイル回線でSIMフリー版「Galaxy A52 5G」は使えるのか

楽天モバイルの4G/LTE回線

楽天モバイルの4G/LTE回線は以下のバンドを使用しています。

楽天モバイル[4G/LTE]
  • B3, 18

 

この内楽天モバイルの4G/LTE回線を利用する上での必須バンドは「B3・B18」の2つ

 

「Galaxy A52 5G」の中国/香港版モデルは楽天モバイルが使用する4G/LTEバンドの「B3」に対応しているため、楽天モバイルの4G/LTE回線を利用することができますが、パートナー回線エリアの「B18」には非対応なので、場所によって繋がらないことがあるとでしょう。

 

 

楽天モバイルの5G回線

楽天モバイルの5G回線は以下のバンドを使用しています。

楽天モバイル[5G]
  • n77(3.9GHz〜4.0GHz)
  • n257[ミリ波](29.10GHz〜29.50GHz)

 

この内楽天モバイルの5G回線を利用する上での必須バンドは「n77」です

 

「Galaxy A52 5G」の中国/香港版モデルは楽天モバイルが使用する5Gバンドに対応していないため、楽天モバイルの5G回線を利用することはできません。

 

 

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まとめ

地域別に「Galaxy A52 5G」の対応バンドをまとめてみました。

 

公式にスペックシートを公開していない地域もあるので、不完全ではありますが、判明次第追記していく予定です。

 

また、昨年の「Galaxy A51 5G」と同じ扱いなのであれば日本でもdocomoとauが取り扱う可能性が高いため、これについても発表され次第追記します。

 

 

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赤ロムとは:携帯電話会社によって「ネットワーク利用制限」がかけられているスマホのこと。端末代の未払い等が赤ロム化の原因。