「OnePlus 8T」 vs.「OnePlus 8」:日本で買うならどっち?スペックや違いを比較



OnePlusが「OnePlus 8」シリーズを改善した新モデル「OnePlus 8T」を発表しました。「OnePlus 8T」は前モデルと同じように5G対応でフラッグシップモデルにふさわしい性能を持っています。上位モデル「OnePlus 8 Pro」と比較すると比較的分かりやすい違いと価格差がありますが、標準モデル「OnePlus 8」と比べると違いや価格差が小さいため、どっちを買うべきか迷っている方も多いようです。

 

そこで今回は「OnePlus 8T」と「OnePlus 8」のそれぞれが持つ特徴や価格差、具体的に何が違うのかを見ていきたいと思います。また、5Gスマホを日本で購入する時に知っておきたい重要なポイントについても解説します。

 

この記事で知ることができること

  • OnePlus 8TとOnePlus 8の違い(スペックや価格)
  • 日本で5Gスマホを買う時に注意しておくべきバンド事情
  • OnePlus 8TとOnePlus 8はそれぞれどういう人にオススメなのか

 

OnePlusってどういう企業?

 

OnePlusは中国広東省に拠点を構える中国のスマホメーカーで、2013年に元OPPOの副社長Pete LauとCarl Peiによって立ち上げられた新興メーカー。2019年時点で50カ国を超える国に展開されています。

 

シンプルでユーザーフレンドリーなデザイン、そして日常生活における本当の意味でのユーザーエクスペリエンスを向上させることをモットーに2013年の創業以降破竹の勢いでシェアを伸ばしています。

 

実際、CounterPointの調査によるとOnePlusは2019年にインドのプレミアムスマホセクターで約33%とAppleやSamsungよりも高いシェアを獲得。

 

OnePlusのユーザーエクスペリエンスの向上を重視する姿勢はユーザーの満足度にも反映されており、91mobiles(インドのテックメディア)が行った参加者15,000人を超える調査によると、OnePlusスマホを購入した約80%のユーザーがOnePlusのスマホに満足していると答えたといいます。これは、Appleの「iPhone」を購入したユーザーの満足度63%よりも高い数値で、この調査で最も高い満足度を獲得しています。

 

「OnePlus 8T」と「OnePlus 8」の特徴的なポイント

OnePlus 8T
OnePlus 8
OnePlus 8T
  • 6.55インチ 120Hz AMOLEDディスプレイ(フラット
  • 65W急速充電「Warp Charge 65」に対応
  • バッテリー容量は4,500mAh
  • リアの超広角カメラの画角が123°
OnePlus 8
  • 6.55インチ 90Hz AMOLEDディスプレイ(湾曲
  • 30W急速充電「Warp Charge 30T」に対応
  • バッテリー容量は4,300mAh
  • リアの超広角カメラの画角が116°

 

「OnePlus 8T」と「OnePlus 8」のどっちを買うか迷っている場合に把握しておきたい2つの大きな違いはディスプレイ周りと急速充電の性能差です。

 

まず処理性能の面ではどちらのスマホも2020年フラッグシップモデル向けチップセット「Snapdragon 865」を搭載しているため大きな違いはありません。

 

大きな違いの1つとなるディスプレイでは、「OnePlus 8T」がフラットディスプレイを採用しリフレッシュレートが120Hzまで。「OnePlus 8」が湾曲ディスプレイを採用しリフレッシュレートが90Hzまでという違いがあります。

 

また、充電速度の面でも強化されており「OnePlus 8T」は65W急速充電(Warp Charge 65)に対応しています。一方で「OnePlus 8」は30W急速充電(Warp Charge 30T)に対応しています。

 

 

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「OnePlus 8T」と「OnePlus 8」:スペック比較

両モデルの特徴を上に書きましたが、ここではより細かなスペックについて紹介します。寸法や重さなど見比べてみてください。

OnePlus 8T OnePlus 8
寸法 160.7x 74.1 x 8.4 mm, 188g 160.2 × 72.9 × 8.0mm, 180g
ディスプレイ サイズ:6.55インチ
解像度:2400×1080 (402ppi)
リフレッシュレート:120Hz
アスペクト比:20:9
パネル:Fluid AMOLED
カバーガラス:Corning Gorilla Glass
HDR対応
サイズ:6.55インチ
解像度:2400×1080 (402ppi)
リフレッシュレート:90Hz
アスペクト比:20:9
パネル:Fluid AMOLED
カバーガラス:3D Corning Gorilla Glass 
HDR対応
チップ
セット
Snapdragon 865, Adreno 650 GPU Snapdragon 865, Adreno 650 GPU
メモリ 8GB/12GB(LPDDR4X) 8GB/12GB (LPDDR4X)
ストレージ 128GB/256GB(UFS3.1 2-LANE) 128GB/256GB (UFS3.0)
リア
カメラ
メイン:48MP(Sony IMX586), f/1.7, OIS&EIS
超広角:16MP, f/2.2, 123° マクロ:5MP
モノクローム:2MP
メイン:48MP(Sony IMX586), f/1.75, OIS&EIS
超広角:16MP, f/2.2, 116°
マクロ:2MP, f/2.4
フロント
カメラ
メイン:16MP (Sony IMX471), f/2.4, EIS メイン:16MP (Sony IMX471), f/2.45, EIS
バッテリー 4,500mAh, Warp Charge 65 4,300mAh, Warp Charge 30T
OS OxygenOS 11(Android 11) OxygenOS(Android 10)
【OxygenOS 11へのアップデートリリース済み】
ロック
解除
ディスプレイ内指紋認証
顔認証
ディスプレイ内指紋認証
顔認証
Bluetooth Bluetooth 5.1,
対応:aptX & aptX HD & LDAC & AAC
Bluetooth 5.1,
対応:aptX & aptX HD & LDAC & AAC & SBC
Wi-Fi 2x2 MIMO,
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax, (2.4G/5GHz)
2x2 MIMO,
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax, (2.4G/5GHz)
NFC あり あり
ポート USB-C(USB3.1 GEN1)
デュアルSIM(nano)
USB-C(USB3.1 GEN1)
デュアルSIM(nano)
センサー ディスプレイ内指紋認証
加速度
電子コンパス
ジャイロスコープ
アンビエントライト
近接センサー
センサーコア
フリッカー検出センサー
ディスプレイ内指紋認証
加速度
電子コンパス
ジャイロスコープ
アンビエントライト
近接センサー
センサーコア
動画
(リア)
4K:30/60FPS
1080P:30/60FPS
1080P:240FPS
720P:480FPS
タイムラプス
(1080P:30FPS, 4K30FPS)
4K:30/60FPS
1080P:30/60FPS
1080P:240FPS
720P:480FPS
タイムラプス
(1080P:30FPS, 4K30FPS)
動画
(フロント)
1080P(30FPS)
タイムラプス
1080P(30FPS)
タイムラプス

 

CPU処理性能のGeekbenchスコア比較

 

全体バランスのAnTuTuスコア比較

(OnePlus 8Tは後日追加)

 

 

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日本で5G通信を利用するために知っておきたいこと

次の項で各モデルの対応バンドを比較しますが、その前に日本で5G通信を利用するために知っておきたいことについて説明しておきます。

 

これはキャリアからのスマホ購入であれば特に気をつける必要はありませんが、海外からの個人輸入等で自分でスマホを購入する場合は抑えておきたいポイントです。

 

理由はスマホによって対応しているバンドが異なり、同じモデルのスマホでもUK版とCN版では対応バンドが異なることがあるからです。そのため、「どのスマホを」「どの地域のモデル」を購入するかがポイントになってきます。

 

日本の場合、

 

  • n77(3.6GHz〜4.2GHz)
  • n78(3.3〜3.8GHz)
  • n79(4.4〜5.0GHz)
  • n257(27.00GHz〜29.50GHz)

 

の4種類に全て対応しているスマホであれば、キャリアネットワークを気にすることなく快適に5G通信を利用することができます。以下キャリアごとに対応していることが必須・望ましいバンドを紹介します。

 

ミリ波についても各バンドの使用周波数帯を紹介しますが、これに対応しているかどうかはあまり重要ではありません。日本の通信キャリアが販売するスマホの多くも非対応です。

 

docomoが使用する5Gバンド帯

docomoは5G通信の運用に以下のバンド帯を使用しています。

 

  • n77(3.6GHz〜3.7GHz)
  • n78(3.3GHz〜3.8GHz)
  • n79(4.5GHz〜4.6GHz)
  • n257[ミリ波](27.40GHz〜27.80GHz)

 

周波数を見ると、一部周波数帯が被っていることがわかります。5G通信に100%対応していると呼ぶには上記バンドに全て対応している必要がありますが、一般的にdocomo回線で5Gスマホを使用する場合「n78」バンドに対応していることが5G通信を利用するための必要条件です。

 

一部周波数が被っていますが、使用するスマホの対応バンドが「n78」のみの場合、docomoが利用する「n79」バンドの「4.5GHz〜4.6GHz」部分は利用不可となります。

 

auが使用する5Gバンド帯

auは5G通信の運用に以下のバンド帯を使用しています。

 

  • n77(3.7GHz〜3.8GHz)
  • n77(4.0〜4.1GHz)
  • n78(3.3GHz〜3.8GHz)
  • n257[ミリ波](27.80GHz〜28.20GHz)

 

周波数を見ると、一部周波数帯が被っていることがわかります。5G通信に100%対応していると呼ぶには上記バンドに全て対応している必要がありますが、一般的にau回線で5Gスマホを使用する場合「n78」バンドに対応していることが5G通信を利用するための必須条件です。

 

使用するスマホの対応バンドが「n78」のみの場合、auが利用する「n77」バンドの「4.0GHz〜4.1GHz」部分は利用不可となります。

 

Softbankが使用する5Gバンド帯

Softbankは5G通信の運用に以下のバンド帯を使用しています。

 

  • n77(3.9GHz〜4.0GHz)
  • n257[ミリ波](29.10GHz〜29.50GHz)

 

5G通信に100%対応していると呼ぶには上記バンドに全て対応している必要がありますが、Softbank回線で5Gスマホを使用する場合「n77」バンドに対応していることが5G通信を利用するための必須条件です。

 

使用するスマホの対応バンドが「n78」のみの場合、Softbankの5G通信は利用不可となります。

 

楽天モバイルが使用する5Gバンド帯

楽天モバイルは5G通信の運用に以下のバンド帯を使用しています。

 

  • n77(3.8GHz〜3.9GHz)
  • n257[ミリ波](27.00GHz〜27.40GHz)

 

5G通信に100%対応していると呼ぶには上記バンドに全て対応している必要がありますが、楽天モバイル回線で5Gスマホを使用する場合「n77」バンドに対応していることが5G通信を利用するための必須条件です。

 

使用するスマホの対応バンドが「n78」のみの場合、楽天モバイルの5G通信は利用不可となります。(厳密に言えば3.8GHzのみ使用できますが、狭すぎるので実質利用不可と判断)

 

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対応バンドを比較:買うならどの地域のモデル?

「OnePlus 8T」の地域別対応バンド

「OnePlus 8T」の地域別5G対応バンドは以下の通りです。OnePlusスマホの場合、4G/LTEの対応バンドは基本的にどのモデルでも問題なく対応しています。(参考:LatestOnePlus/Twitter

 

  • OnePlus 8T[UK/EU版]:n1, n3, n7, n28, n41, n78
  • OnePlus 8T[IN版]:n78
  • OnePlus 8T[US版]:n2, n5, n25, n41, n66, n71
  • OnePlus 8T[CN版]:n1, n3, n41, n78, n79

 

結論として、「OnePlus 8T」はUS版は日本の5Gバンドに対応していないのでNG。その他の地域であれば「n78」には対応しているので、docomoとauの5Gサービスは利用できますが、Softbankと楽天モバイルには非対応です。

現実的に入手可能なのはCN版、次いでUK/EU版になります。

 

「OnePlus 8」の地域別対応バンド

「OnePlus 8」の地域別5G対応バンドは以下の通りです。

 

  • OnePlus 8[UK/EU版]:n1, n3, n7, n28, n78
  • OnePlus 8[IN版]:n78
  • OnePlus 8[US版]:n2, n5, n66, n41, n71
  • OnePlus 8[CN版]:n1, n3, n41, n78, n79

 

結論として、「OnePlus 8」はUS版は日本の5Gバンドに対応していないのでNG。その他の地域であれば「n78」には対応しているので、docomoとauの5Gサービスは利用できますが、Softbankと楽天モバイルには非対応です。

現実的に入手可能なのはCN版、次いでUK/EU版になります。

 

「OnePlus 8T」「OnePlus 8」シリーズともに日本の5Gサービスを利用する場合の最もオススメな組み合わせはCN(中国)モデル+docomo回線です。

 

「OnePlus 8T」と「OnePlus 8」:価格比較

「OnePlus 8T」は8GB/128GBモデルが599ユーロ(約75,000円)〜販売されます。より大きなメモリを搭載する12GB/256GBモデルは699ユーロで販売されます。

「OnePlus 8」は8GB/128GBモデルがOnePlus公式サイトで699ユーロ(約86,200円)で販売されています。

 

つまりどちらも定価で比較するのであれば明確な理由がない限り「OnePlus 8T」を買うべきだと言えます。

 

とはいえ、「OnePlus 8」は「OnePlus 8T」発表後値下げされており、公式サイトでも649ユーロで販売されています。「OnePlus 8T」の価格と比べるとこれでもまだ高いですよね。

 

また多くの方が購入するのはおそらくグローバル版を焼いたCN版だと思います。両モデルともにCN版はかなり価格が低めに設定されており、「OnePlus 8T」もCN版は3,399元(約53,000円)~販売されます。

 

下記に紹介しているEtorenとAliExpressはCN版も仕入れ・販売しているので、グローバル版の定価よりも安価に購入することができますよ。一応注意点として、購入時に中国向けOS「HydrogenOS」がインストールされていた場合は「OxygenOS」へと焼き直す作業が必要になります。最初からグローバル版OSをインストールしてくれている場合もあるので詳細は各店舗ごとに確認してみてください。

 

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「OnePlus 8T」 vs. 「OnePlus 8」:総評

「OnePlus 8T」と「OnePlus 8」のどちらを購入するか迷っている場合。

 

これはわかりやすく明確な理由がない限りは「OnePlus 8T」を購入するで良いでしょう。

 

値下げ措置が行われた「OnePlus 8」ですが、それでもより良い性能を持つ「OnePlus 8T」の方が安価で購入できてしまいます。

 

明確な理由。例えば

  • 湾曲ディスプレイを使いたい
  • 8のカラーリングが欲しい!

 

辺りでしょうか。

 

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赤ロムとは:携帯電話会社によって「ネットワーク利用制限」がかけられているスマホのこと。端末代の未払い等が赤ロム化の原因。