SHARPの「AQUOS sense6」とXiaomiの「Redmi Note 11」のスペックや違いが気になり調べたので細かく比較します。
そこで今回は「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」の特徴の違いや価格差、具体的に何が違うのかを見ていきたいと思います。また、5Gスマホを日本で購入する時に知っておきたい重要なポイントについても解説します。
- 「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」のスペックや違いの比較
- 日本で5Gスマホを買う時に注意しておくべきバンド事情
ページコンテンツ
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」の特徴的なポイント
- 画面:6.1インチ 60Hz FHD+ [IGZO OLED](フラット)
- チップセット:Snapdragon 690 5G
- 充電速度:?W
(USB Power delivery Revision3.0, 充電時間:約150分) - ワイヤレス充電:非対応
- バッテリー容量:4,570mAh
- カメラ(背面):48MP+8MP+8MP
- カメラ(前面):8MP
- 防水性能:IP68
- 5G通信:対応
-
画面:6.43インチ 90Hz FHD+ [AMOLED](フラット)
-
チップセット:Snapdragon 680
-
充電速度:33W
-
ワイヤレス充電:非対応
-
バッテリー容量:5,000mAh
-
カメラ(背面):50MP+8MP+2MP+2MP
-
カメラ(前面):13MP
-
防水性能:IP53
-
5G通信:非対応
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」のどっちを買うか迷っている場合に把握しておきたい2つの大きな違いは画面性能や処理性能やカメラ性能、そして5Gに対応しているか否かが挙げられます。
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」:スペック比較
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」のスペック・仕様
両モデルの特徴を上に書きましたが、ここではより細かなスペックについて紹介します。寸法や重さなど細かな違いを見比べてみてください。
ハードウェア | ||
---|---|---|
AQUOS sense6 | Redmi Note 11 | |
寸法 | 152 x 70 x 7.9 mm, 156g | 159.87 x 73.87 x 8.09 mm, 179g |
ディスプレイ |
サイズ:6.1インチ 解像度:2432 x 1080 (436ppi) リフレッシュレート:60Hz アスペクト比:20.3:9 パネル:IGZO OLED HDR対応 |
サイズ:6.43インチ 解像度:2400 x 1080 (409ppi) リフレッシュレート:90Hz タッチサンプリングレート:最大120Hz アスペクト比:20:9 パネル:AMOLED カバーガラス:Corning Gorilla Glass 3 |
カラーリング | ライトカッパー シルバー ブラック ブルーメタリック(docomo限定) |
グラファイトグレー スターブルー トワイライトブルー |
SIM形状 | デュアルSIM(nano+eSIM) | デュアルSIM(nano) |
システム・ソフトウェア | ||
チップセット | Qualcomm Snapdragon 690 5G | Qualcomm Snapdragon 680 |
CPU | Kryo 560 | Kryo 265 |
GPU | Adreno 619L | Adreno 610 |
OS | Android 11 | MIUI 13(Android 11) |
メモリ・ストレージ | ||
メモリ | 4GB(LPDDR4X) | 4GB(LPDDR4X) |
ストレージ | 64GB/128GB(UFS2.2) | 64GB(UFS2.2) |
マイクロSD | microSDXC ~1TB | microSDXC ~512GB |
カメラ | ||
リア (背面) |
①メイン:48MP, f/1.8, 26mm, EIS ②超広角:8MP, f/2.4, 15mm, EIS ③望遠:8MP, f/2.4, 53mm, EIS |
①メイン:50MP, f/1.8 ②超広角:8MP, f/2.2, 118° ③マクロ:2MP, f/2.4 ④深度:2MP, f/2.4 |
フロント (前面) |
①メイン:8MP, f/2.0, 26mm | ①メイン:13MP, f/2.4 |
バッテリー | ||
バッテリー容量 | 4,570mAh | 5,000mAh |
充電[有線] | ?W(USB Power delivery Revision3.0, 充電時間:約150分) 連続通話時間:VoLTE:約3,020分 / 3G:約2,410分 / GSM:約1,410分 連続待受時間:LTE:約930時間 / 3G:約960時間 / GSM:約900時間 |
33W |
充電[ワイヤレス] |
非対応 | 非対応 |
ポート | USB-C | USB-C |
ネットワーク | ||
4G/LTE | B1, 3, 5, 8, 18, 19, 38, 39, 41, 42 | B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 40, 41, 66 |
5G | n3, n28, n77, n78, n79 | - |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac, 2.4G+5GHz | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth v5.1, HSP、HFP、A2DP、AVRCP、HID、OPP、SPP、PBAP、PAN、HOGP | Bluetooth v5.0 |
備考 | ※上記バンドはSIMフリー版(SH-M19) キャリア別対応表は下記を確認してください |
※上記バンドは国内版 |
機能・センサー | ||
生体認証 | 指紋認証, 顔認証 | 指紋認証(側面), 顔認証 |
防水性能 | IP68 | IP53 |
イヤホンジャック |
対応 | 対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
主要購入先 | ||
SHARP SIMフリースマホ AQUOS sense6 | Xiaomi Redmi Note 11 スマホ 6.43インチ 4GB+64GB 90Hzディスプレイ SIMフリー 5000万画素メインカメラ 33W急速充電対応 5000mAh大容量バッテリー 指紋/顔認証 Android グラファイトグレー【日本正規代理店品】 | |
AQUOS sense6 | - | |
- | Xiaomi Redmi Note 11 | |
イオシス | AQUOS sense6 | Xiaomi Redmi Note 11 |
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」の処理性能をベンチマークスコアで比較
Geekbenchとはそのデバイスが搭載するプロセッサの処理性能を評価するベンチマークです。このスコアからそのスマホの処理性能がどれくらいであるのかを測ることができます。
- AQUOS sense6:Qualcomm Snapdragon 690
- Redmi Note 11:Qualcomm Snapdragon 680
※テスト環境によりスコアは前後するためあくまで参考値
シングルコアスコア | マルチコアスコア | |
AQUOS sense6 | 579 | 1,676 |
Redmi Note 11 | 366 | 1,729 |
AQUOS sense6とRedmi Note 11の処理性能は:
- (シングルコアスコアで見ると)「AQUOS sense6」の方が約1.58倍高い
- (マルチコアスコアで見ると)「Redmi Note 11」の方が約1.03倍高い
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」を過去のスマホと比較すると処理性能には以下の差があることが分かります。
- 「AQUOS R5G」の約0.51倍
- 「AQUOS zero6」の約0.95倍
- 「Redmi Note 11 Pro 5G」の約0.83倍
- 「Redmi Note 10 Pro」の約0.96倍
- 「Redmi Note 10T」の約1.02倍
- 「Redmi Note 9T」の約0.97倍
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」のバッテリー容量を比較
- AQUOS sense6:4,570mAh
- Redmi Note 11:5,000mAh
バッテリー容量がそのままバッテリーの持ちの良さを示すわけではありませんが、数値上バッテリーはRedmi Note 11の方が430mAh容量が多いです。
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」を過去のスマホと比較するとバッテリー容量には以下の違いがあることが分かります。
- 「AQUOS sense4 plus」より450mAh多い
- 「AQUOS zero5G basic」より520mAh多い
- 「AQUOS sense3 plus」より570mAh多い
- 「AQUOS sense3」より570mAh多い
- 「Redmi Note 11 Pro 5G」と同じ
- 「Redmi Note 10 Pro」より20mAh少ない
- 「Redmi Note 10T」と同じ
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」のサイズ・重さ・寸法を比較
AQUOS sense6 | Redmi Note 11 | |
画面サイズ | 6.1インチ | 6.43インチ |
バッテリー容量 | 4,570mAh | 5,000mAh |
重さ | 156g | 179g |
筐体寸法 | 152 x 70 x 7.9 mm | 159.87 x 73.87 x 8.09 mm |
- 画面サイズが0.33インチ小さい
- バッテリー容量が430mAh少ない
- スマホ本体の重さが23g軽い
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」のカメラ比較
リア(背面)カメラの違い
リアカメラ | |
AQUOS sense6 | ①メイン:48MP, f/1.8, 26mm, EIS ②超広角:8MP, f/2.4, 15mm, EIS ③望遠:8MP, f/2.4, 53mm, EIS |
Redmi Note 11 | ①メイン:50MP, f/1.8 ②超広角:8MP, f/2.2, 118° ③マクロ:2MP, f/2.4 ④深度:2MP, f/2.4 |
フロント(前面)カメラの違い
フロントカメラ | |
AQUOS sense6 | ①メイン:8MP, f/2.0, 26mm |
Redmi Note 11 | ①メイン:13MP, f/2.4 |
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「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」対応バンドを比較:どの地域のモデルを買えばいいの?
5G通信の対応バンドに関して知っておきたいこと
日本で5G通信のために使用される周波数帯は3.6GHz~4.6GHzとなっており、それぞれキャリアごとに以下の周波数帯が割り当てられています。
バンド | 周波数 | キャリア |
n77 | 3.6~3.7GHz | NTTドコモ |
n77 | 3.7~3.8GHz | au |
n77 | 3.8~3.9GHz | 楽天 |
n77 | 3.9~4.0GHz | Softbank |
n77 | 4.0~4.1GHz | au |
n78 | 3.3~3.8GHz | NTTドコモ, au |
n79 | 4.5~4.6GHz | NTTドコモ |
各バンドがカバーする周波数は以下の通り。
n77 | 3.6~4.1GHz |
n78 | 3.3~3.8GHz |
n79 | 4.5~4.6GHz |
つまりどういうことか。
購入しようとしているスマホの5G対応バンドが「n78」のみの場合:
この場合は3.3~3.8GHzを使用することができるということです。これを考慮した対応テーブルが以下の通り。
対応可否 | 周波数 | キャリア |
○ | 3.6~3.7GHz | NTTドコモ |
○ | 3.7~3.8GHz | au |
× | 3.8~3.9GHz | 楽天 |
× | 3.9~4.0GHz | Softbank |
× | 4.0~4.1GHz | au |
○ | 3.3~3.8GHz | NTTドコモ, au |
× | 4.5~4.6GHz | NTTドコモ |
購入しようとしているスマホの5G対応バンドが「n77」のみの場合:
この場合は3.6~4.1GHzを使用することができるということ。これを考慮した対応テーブルが以下の通り。
対応可否 | 周波数 | キャリア |
○ | 3.6~3.7GHz | NTTドコモ |
○ | 3.7~3.8GHz | au |
○ | 3.8~3.9GHz | 楽天 |
○ | 3.9~4.0GHz | Softbank |
○ | 4.0~4.1GHz | au |
△ | 3.3~3.8GHz | NTTドコモ, au |
× | 4.5~4.6GHz | NTTドコモ |
結論として:
- docomoの5G通信を利用するならn77もしくはn78が必須
- auの5G通信を利用するならn77もしくはn78が必須
- Softbankの5G通信を利用するならn77が必須
- 楽天モバイルの5G通信を利用するならn77が必須
ミリ波は全キャリア「n257」バンドを利用するため、購入しようとしているスマホの対応バンドに「n257」があればミリ波対応と考えてOKです。
「AQUOS sense6」の4G/5G対応バンド
(※各キャリアの必須バンドに対応している場合を「対応」と表記しています)
AQUOS sense6 [国内SIMフリー版] |
4G/LTE:B1, 3, 5, 8, 18, 19, 38, 39, 41, 42 | |
5G:n3, n28, n77, n78, n79 | ||
docomo, docomo系MVNO |
4G/LTE:B1, 3, 19, |
対応 |
5G:n77, n78, n79, |
対応 | |
au, UQ Mobile |
4G/LTE:B1, 3, |
対応 |
5G:n77, n78, |
対応 | |
Softbank, Yモバイル |
4G/LTE:B1, 3, 8, |
対応 |
5G:n77, |
対応 | |
楽天モバイル | 4G/LTE:B3, 18 | 対応 |
5G:n77, |
対応 |
上記対応バンド表は日本版「AQUOS sense6」のものとなります。
「Redmi Note 11」の4G/5G対応バンド
(※各キャリアの必須バンドに対応している場合を「対応」と表記しています)
Redmi Note 11 [国内版] |
4G/LTE:B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 40, 41, 66 | |
5G:- 非対応 | ||
docomo, docomo系MVNO |
4G/LTE:B1, 3, 19, |
対応 |
非対応 | ||
au, UQ Mobile |
4G/LTE:B1, 3, |
対応 |
非対応 | ||
Softbank, Yモバイル |
4G/LTE:B1, 3, 8, |
対応 |
非対応 | ||
楽天モバイル | 4G/LTE:B3, 18 | 対応 |
非対応 |
上記対応バンド表は日本版「Redmi Note 11」のものとなります。
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」の色・カラーリングの違い
「AQUOS sense6」の色・カラーリング
「AQUOS sense6」には3つのカラーリングが用意されており、それぞれ
- ライトカッパー
- シルバー
- ブラック
- ブルーメタリック(docomo限定)
と名付けられています。
「Redmi Note 11」の色・カラーリング
「Redmi Note 11」には3つのカラーリングが用意されており、それぞれ
- グラファイトグレー
- スターブルー
- トワイライトブルー
と名付けられています。
「AQUOS sense6」と「Redmi Note 11」:価格比較&購入先