「Galaxy A21」と「Galaxy S10」の違いを比較:どっちを買う?

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Samsungの「Galaxy A21」と「Galaxy S10」のスペックや違いが気になり調べたので細かく比較します。

そこで今回は「Galaxy A21」と「Galaxy S10」の特徴の違いや価格差、具体的に何が違うのかを見ていきたいと思います。また、5Gスマホを日本で購入する時に知っておきたい重要なポイントについても解説します。

 

この記事の内容
  • 「Galaxy A21」と「Galaxy S10」のスペックや違いの比較
  • 日本で5Gスマホを買う時に注意しておくべきバンド事情

「Galaxy A21」と「Galaxy S10」の特徴的なポイント

Galaxy A21
Galaxy S10
Galaxy A21
  • 画面:5.8インチ 60Hz HD+ [TFT](フラット)
  • チップセット:Exynos 7884B
  • 充電速度:?
  • ワイヤレス充電:非対応
  • バッテリー容量:3,600mAh
  • カメラ(背面):13MP
  • カメラ(前面):5MP
  • 防水性能:IP68
  • 5G通信:非対応
Galaxy S10
  • 画面:6.1インチ 60Hz QHD+ [Dynamic AMOLED](エッジ・湾曲)
  • チップセット:Snapdragon 855
  • 充電速度:15W
  • ワイヤレス充電:15W
  • バッテリー容量:3,400mAh
  • カメラ(背面):12MP+12MP+16MP
  • カメラ(前面):10MP
  • 防水性能:IP68
  • 5G通信:非対応

 

「Galaxy A21」と「Galaxy S10」のどっちを買うか迷っている場合に把握しておきたい2つの大きな違いは画面周り、処理性能(チップセット)、カメラ性能等が挙げられます。

 

対象とする層が大きく異なるため、2つのスマホは全く別のものと言えます。「Galaxy S10」は2年前のフラッグシップモデルですが、「Galaxy A21」との差はまだまだ大きいです。

 

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「Galaxy A21」と「Galaxy S10」:スペック比較

「Galaxy A21」と「Galaxy S10」のスペック・仕様

両モデルの特徴を上に書きましたが、ここではより細かなスペックについて紹介します。寸法や重さなど細かな違いを見比べてみてください。

 

ハードウェア
Galaxy A21 Galaxy S10
寸法 149.7 x 70.7 x 8.4 mm, 159g 149.9 x 70.4 x 7.8 mm, 157g
ディスプレイ

サイズ:5.8インチ
解像度:1560×720 (296ppi)
リフレッシュレート:60Hz
アスペクト比:19.5:9
パネル:TFT
カバーガラス:?
サイズ:6.1インチ
解像度:3040×1440 (550ppi)
リフレッシュレート:60Hz
アスペクト比:19:9
パネル:Dynamic AMOLED
カバーガラス:Corning Gorilla Glass 6
HDR対応
Sペン 非対応 非対応
カラーリング Red(レッド)
White(ホワイト)
Black(ブラック)
プリズムホワイト
プリズムブラック
プリズムグリーン
プリズムブルー
SIM形状 シングルSIM(nano)  シングルSIM(nano) or
ハイブリッドデュアルSIM(nano)
システム・ソフトウェア
チップセット Exynos 7884B Qualcomm Snapdragon 855
CPU Cortex-A73 / Cortex-A53 CPU Kryo 485
GPU Mail-G71 MP2 Adreno 640
OS Android 10 OneUI (Android 9.0 Pie)
メモリ・ストレージ
メモリ 3GB 8GB
ストレージ 64GB 128GB/512GB(UFS2.1)
マイクロSD microSDXC ~1TB microSDXC ~512GB
カメラ
リア
(背面)
①メイン:13MP, f/1.9 ①メイン:12MP, f/1.5-2.4, 26mm, OIS
②超広角:16MP, f/2.2, 12mm
③望遠:12MP, f/2.4, 52mm, 2倍光学ズーム, OIS
フロント
(前面)

①メイン:5MP, f/2.0

①メイン:10MP, f/1.9, 26mm

動画
(リア)

? 4K:60fps
1080P:30/60/240fps
720P:960fps
動画
(フロント)
? 4K:30/60fps
1080P:30fps
バッテリー
バッテリー容量 3,600mAh 3,400mAh
充電[有線] 15W
充電[ワイヤレス]

非対応 15W
逆ワイヤレス 非対応 4.5W
ポート USB-C(USB2.0) USB-C(USB3.1)
ネットワーク
4G/LTE B1, 3, 19 B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B18, B19, B20, B25, B26, B28, B34, B38, B39, B40, B41
5G -(非対応) -(非対応)
Wi-Fi Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 2.4G+5GHz Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/6 2.4G+5GHz
Bluetooth Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.0
備考 ※上記バンドはdocomo版
キャリア別対応表は下記を確認してください
※上記バンドは中国/香港版
キャリア別対応表は下記を確認してください
機能・センサー
生体認証

顔認証

ディスプレイ内指紋認証
顔認証
センサー ? 加速度計
ジャイロスコープ
近接センサー
コンパス

気圧計
地磁気センサー
ホールセンサー
HRセンサー
RGB光センサー
防水性能 IP68 IP68
イヤホンジャック

対応 対応
NFC 対応 対応
主要購入先
SIMフリー docomo Galaxy A21 SC-42A スマートフォン本体 Galaxy S10 8GB+128GB/Snapdragon 855/6.1インチ/12+12+16MP Triple Camera/3,300mAh
イオシス Galaxy A21 ー¥11,800[税込]~(4/8調べ) Galaxy S10 -¥42,800[税込]~(2/24調べ)

 

「Galaxy A21」と「Galaxy S10」の処理性能をベンチマークスコアで比較

Geekbenchとはそのデバイスが搭載するプロセッサの処理性能を評価するベンチマークです。このスコアからそのスマホの処理性能がどれくらいであるのかを測ることができます。

 

  • Galaxy A21:Samsung Exynos 7884B
  • Galaxy S10:Qualcomm Snapdragon 855

 

※テスト環境によりスコアは前後するためあくまで参考値

シングルコアスコア マルチコアスコア
Galaxy A21 241 868
Galaxy S10 695 2,502

 

Galaxy A21とGalaxy S10の処理性能は:

  • 「Galaxy S10」の方が約2.88倍高い

 

「Galaxy A21」と「Galaxy S10」を過去のスマホと比較すると処理性能には以下の差があることが分かります。

「Galaxy A21」は処理性能が
  • 「Galaxy S10」の約0.34倍
  • 「Galaxy S9」の約0.43
  • 「Galaxy S8」の約0.60倍
「Galaxy S10」は処理性能が
  • 2021年フラッグシップモデル「Galaxy S21」の約0.72倍
  • 2018年フラグシップモデル「Galaxy S9」の約1.23倍
  • 2017年フラグシップモデル「Galaxy S8」の約1.74倍

 

 

「Galaxy A21」と「Galaxy S10」のバッテリー容量を比較

  • Galaxy A21:3,600mAh
  • Galaxy S10:3,400mAh

 

バッテリー容量がそのままバッテリーの持ちの良さを示すわけではありませんが、数値上「Galaxy A21」の方が200mAh多いです。

 

「Galaxy A21」と「Galaxy S10」を過去のスマホと比較するとバッテリー容量には以下の違いがあることが分かります。

「Galaxy A21」のバッテリー容量は:
  • 2021年の「Galaxy S21+」より1,200mAh少ない
  • 2021年の「Galaxy A52 5G」より900mAh少ない
  • 2020年の「Galaxy S20」より400mAh少ない
  • 2018年の「Galaxy S10」より200mAh多い
  • 2020年の「Galaxy A51 5G」より900mAh少ない
「Galaxy S10」のバッテリー容量は:
  • 2021年の「Galaxy S21 Ultra」より1,600mAh少ない
  • 2021年の「Galaxy S21+」より1,400mAh少ない
  • 2020年の「Galaxy S20」より600mAh少ない
  • 2018年の「Galaxy S9」より400mAh多い
  • 2020年の「Galaxy A51 5G」より1,100mAh少ない

 

「Galaxy A21」と「Galaxy S10」のサイズ・重さ・寸法を比較

Galaxy A21 Galaxy S10
画面サイズ 5.8インチ 6.1インチ
バッテリー容量 3,600mAh 3,400mAh
重さ 159g 157g
筐体寸法 149.7 x 70.7 x 8.4 mm 149.9 x 70.4 x 7.8 mm
「Galaxy A21」は「Galaxy S10」と比較すると
  • 画面サイズが0.3インチ小さい
  • バッテリー容量が200mAh多い
  • スマホ本体の重さが2g重たい

 

 

「Galaxy A21」と「Galaxy S10」のカメラ比較

リア(背面)カメラの違い

リアカメラ
Galaxy A21 ①メイン:13MP, f/1.9
Galaxy S10 ①メイン:12MP, f/1.5-2.4, 26mm, OIS
②超広角:16MP, f/2.2, 12mm
③マクロ:12MP, f/2.4, 52mm, 2倍光学ズーム, OIS

 

フロント(前面)カメラの違い

フロントカメラ
Galaxy A21 ①メイン:5MP, f/2.0
Galaxy S10 ①メイン:10MP, f/1.9, 26mm

 

 

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「Galaxy A21」と「Galaxy S10」対応バンドを比較:どの地域のモデルを買えばいいの?

5G通信の対応バンドに関して知っておきたいこと

日本で5G通信のために使用される周波数帯は3.6GHz~4.6GHzとなっており、それぞれキャリアごとに以下の周波数帯が割り当てられています。

 

バンド 周波数 キャリア
n77 3.6~3.7GHz NTTドコモ
n77 3.7~3.8GHz au
n77 3.8~3.9GHz 楽天
n77 3.9~4.0GHz Softbank
n77 4.0~4.1GHz au
n78 3.3~3.8GHz NTTドコモ, au
n79 4.5~4.6GHz NTTドコモ

 

各バンドがカバーする周波数は以下の通り。

n77 3.6~4.1GHz
n78 3.3~3.8GHz
n79 4.5~4.6GHz

 

つまりどういうことか。

 

購入しようとしているスマホの5G対応バンドが「n78」のみの場合:

この場合は3.3~3.8GHzを使用することができるということです。これを考慮した対応テーブルが以下の通り。

対応可否 周波数 キャリア
3.6~3.7GHz NTTドコモ
3.7~3.8GHz au
× 3.8~3.9GHz 楽天
× 3.9~4.0GHz Softbank
× 4.0~4.1GHz au
3.3~3.8GHz NTTドコモ, au
× 4.5~4.6GHz NTTドコモ

 

購入しようとしているスマホの5G対応バンドが「n77」のみの場合:

この場合は3.6~4.1GHzを使用することができるということ。これを考慮した対応テーブルが以下の通り。

対応可否 周波数 キャリア
3.6~3.7GHz NTTドコモ
3.7~3.8GHz au
3.8~3.9GHz 楽天
3.9~4.0GHz Softbank
4.0~4.1GHz au
3.3~3.8GHz NTTドコモ, au
× 4.5~4.6GHz NTTドコモ

 

結論として:

  • docomoの5G通信を利用するならn77もしくはn78が必須
  • auの5G通信を利用するならn77もしくはn78が必須
  • Softbankの5G通信を利用するならn77が必須
  • 楽天モバイルの5G通信を利用するならn77が必須

 

ミリ波は全キャリア「n257」バンドを利用するため、購入しようとしているスマホの対応バンドに「n257」があればミリ波対応と考えてOKです。

 

 

「Galaxy A21」の4G/LTE対応バンド

(※各キャリアの必須バンドに対応している場合を「対応」と表記しています)

Galaxy A21
[docomo版] [Exynos 7884B]
4G/LTE:B1, 3, 19
5G:-
docomo,
docomo系MVNO
4G/LTE:B1, 3, 19, 21, 28, 42 対応
au,
UQ Mobile
4G/LTE:B1, 3, 11, 18, 26, 28, 41, 42 一部対応
Softbank,
Yモバイル
4G/LTE:B1, 3, 8, 11, 28, 41, 42 一部対応
楽天モバイル 4G/LTE:B3, 18 一部対応

(出典:docomo

上記対応バンド表はdocomo版「Galaxy A21」のものとなります。UQ mobile版はau回線に準拠したものと考えて良いでしょう。

 

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「Galaxy S10」の4G/LTE対応バンド

(※各キャリアの必須バンドに対応している場合を「対応」と表記しています)

Galaxy S10
[SIMフリー版] [Snapdragon 855]
4G/LTE:B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 34, 38, 39, 40, 41
5G:-
docomo,
docomo系MVNO
4G/LTE:B1, 3, 19, 21, 28, 42 対応
au,
UQ Mobile
4G/LTE:B1, 3, 11, 18, 26, 28, 41, 42 対応
Softbank,
Yモバイル
4G/LTE:B1, 3, 8, 11, 28, 41, 42 対応
楽天モバイル 4G/LTE:B3, 18 対応

 

上記対応バンド表は中国・香港版「Galaxy S10」のものとなります。他の地域で購入を検討している方は地域別の対応バンドの違いをまとめている下記記事をチェックしてください。

 

 

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「Galaxy A21」と「Galaxy S10」の色・カラーリングの違い

「Galaxy A21」の色・カラーリング

 

「Galaxy A21」には3つのカラーリングが用意されており、それぞれ

 

  • Red
  • White
  • Black

 

と名付けられています。

 

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「Galaxy S10」の色・カラーリング

 

「Galaxy S10」には4つのカラーリングが用意されており、それぞれ

 

  • プリズムホワイト
  • プリズムブラック
  • プリズムグリーン
  • プリズムブルー

 

と名付けられています。

 

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「Galaxy A21」と「Galaxy S10」:価格比較&購入先

デバイス名
Galaxy A21 Galaxy S10
販売価格
- -
主要購入先
SIMフリー docomo Galaxy A21 SC-42A スマートフォン本体 Galaxy S10 8GB+128GB/Snapdragon 855/6.1インチ/12+12+16MP Triple Camera/3,300mAh
イオシス Galaxy A21 ー¥11,800[税込]~(4/8調べ) Galaxy S10 -¥42,800[税込]~(2/24調べ)

 

容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2970円(税込)

 



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あしゅらだでは様々なスマホ購入サイトを紹介していますが、特に購入先が決まっていない場合は「イオシス」を強くオススメしています。理由は何と言っても保証の手厚さです。

イオシスでは新品・未使用品・中古(Aランク・Bランク・Cランク)と様々な状態の端末を購入することができますが、それぞれ

 

  • 新品:メーカー保証
  • 未使用品:イオシスが6ヶ月保証
  • 中古:イオシスが3ヶ月保証(ランク問わず)
  • 購入後の「赤ロム化」はイオシスでは永久保証

 

これだけの保証期間が定められています。

 

赤ロムとは:携帯電話会社によって「ネットワーク利用制限」がかけられているスマホのこと。端末代の未払い等が赤ロム化の原因。