Samsungの「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」のスペックや違いが気になり調べたので細かく比較します。
そこで今回は「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」の特徴の違いや価格差、具体的に何が違うのかを見ていきたいと思います。また、5Gスマホを日本で購入する時に知っておきたい重要なポイントについても解説します。
- 「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」のスペックや違いの比較
- 日本で5Gスマホを買う時に注意しておくべきバンド事情
ページコンテンツ
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」の特徴的なポイント
- 画面:5.8インチ 60Hz HD+ [PLS TFT LCD](フラット)
- チップセット:MediaTek Dimensity 700
- 充電速度:?W
- ワイヤレス充電:非対応
- バッテリー容量:4,000mAh
- カメラ(背面):13MP
- カメラ(前面):5MP
- 防水性能:IP68規格
- 5G通信:対応
- 画面:5.8インチ 60Hz HD+ [TFT](フラット)
- チップセット:Exynos 7884B
- 充電速度:?
- ワイヤレス充電:非対応
- バッテリー容量:3,600mAh
- カメラ(背面):13MP
- カメラ(前面):5MP
- 防水性能:IP68
- 5G通信:非対応
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」のどっちを買うか迷っている場合に把握しておきたい2つの大きな違いは処理性能やバッテリー容量、そして5Gに対応しているか否かが挙げられます。
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」:スペック比較
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」のスペック・仕様
両モデルの特徴を上に書きましたが、ここではより細かなスペックについて紹介します。寸法や重さなど細かな違いを見比べてみてください。
ハードウェア | ||
---|---|---|
Galaxy A22 5G | Galaxy A21 | |
寸法 | 150 x 71 x 8.9 mm, 168g | 149.7 x 70.7 x 8.4 mm, 159g |
ディスプレイ |
サイズ:5.8インチ 解像度:1560 x 720 (296ppi) リフレッシュレート:60Hz アスペクト比:13:6 パネル:PLS TFT LCD |
サイズ:5.8インチ 解像度:1560×720 (296ppi) リフレッシュレート:60Hz アスペクト比:19.5:9 パネル:TFT |
カラーリング | レッド ブラック ホワイト |
Red(レッド) White(ホワイト) Black(ブラック) |
SIM形状 | シングルSIM(nano) | シングルSIM(nano) |
システム・ソフトウェア | ||
チップセット | MediaTek Dimensity 700 | Exynos 7884B |
CPU | Cortex-A76 / Cortex-A55 CPU | Cortex-A73 / Cortex-A53 CPU |
GPU | Mail-G57 MC3 | Mail-G71 MP2 |
OS | Android 11 | Android 10 |
メモリ・ストレージ | ||
メモリ | 4GB | 3GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
マイクロSD | microSDXC ~1TB | microSDXC ~1TB |
カメラ | ||
リア (背面) |
①メイン:13MP, f/1.9 | ①メイン:13MP, f/1.9 |
フロント (前面) |
①メイン:5MP, f/2.0 |
①メイン:5MP, f/2.0 |
バッテリー | ||
バッテリー容量 | 4,000mAh | 3,600mAh |
充電[有線] | ?W | ?W |
充電[ワイヤレス] |
非対応 | 非対応 |
ポート | USB-C | USB-C |
ネットワーク | ||
4G/LTE | B1, 3, 19, 21, 42 | B1, 3, 19 |
5G | n78, ,n79 | -(非対応) |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac, 2.4G+5GHz | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 2.4G+5GHz |
Bluetooth | Bluetooth v5.0 | Bluetooth 5.0 |
備考 | ※上記バンドはdocomo版 | ※上記バンドはdocomo版 キャリア別対応表は下記を確認してください |
機能・センサー | ||
生体認証 | 顔認証 |
顔認証 |
防水性能 | IP68 | IP68 |
イヤホンジャック |
対応 | 対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
主要購入先 | ||
イオシス | Galaxy A22 5G | Galaxy A21 |
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」の処理性能をベンチマークスコアで比較
Geekbenchとはそのデバイスが搭載するプロセッサの処理性能を評価するベンチマークです。このスコアからそのスマホの処理性能がどれくらいであるのかを測ることができます。
- Galaxy A22 5G:MediaTek Dimensity 700
- Galaxy A21:Samsung Exynos 7884B
※テスト環境によりスコアは前後するためあくまで参考値
シングルコアスコア | マルチコアスコア | |
Galaxy A22 5G | 540 | 1,630 |
Galaxy A21 | 241 | 868 |
Galaxy A22 5GとGalaxy A21の処理性能は:
- 「Galaxy A22 5G」の方が約1.88倍高い
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」を過去のスマホと比較すると処理性能には以下の差があることが分かります。
- 「Galaxy A53 5G」の約0.87倍
- 「Galaxy A52 5G」の約0.85倍
- 「Galaxy A51 5G」の約0.86倍
- 「Galaxy A32 5G」とほぼ同じ
- 「Galaxy A21」の約1.88倍
- 「Galaxy S20」の約0.28倍
- 「Galaxy S10」の約0.34倍
- 「Galaxy S9」の約0.43倍
- 「Galaxy S8」の約0.60倍
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」のバッテリー容量を比較
- Galaxy A22 5G:4,000mAh
- Galaxy A21:3,600mAh
バッテリー容量がそのままバッテリーの持ちの良さを示すわけではありませんが、数値上バッテリーはGalaxy A22 5Gの方が400mAh容量が多いです。
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」を過去のスマホと比較するとバッテリー容量には以下の違いがあることが分かります。
- 2020年の「Galaxy A53 5G」より1,000mAh少ない
- 2020年の「Galaxy A52 5G」より500mAh少ない
- 2019年の「Galaxy A51 5G」より500mAh少ない
- 2018年の「Galaxy A21」より400mAh多い
- 2021年の「Galaxy S21+」より1,200mAh少ない
- 2021年の「Galaxy A52 5G」より900mAh少ない
- 2020年の「Galaxy S20」より400mAh少ない
- 2018年の「Galaxy S10」より200mAh多い
- 2020年の「Galaxy A51 5G」より900mAh少ない
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」のサイズ・重さ・寸法を比較
Galaxy A22 5G | Galaxy A21 | |
画面サイズ | 5.8インチ | 5.8インチ |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 3,600mAh |
重さ | 168g | 159g |
筐体寸法 | 149.7 x 71 x 8.9 mm | 149.7 x 70.7 x 8.4 mm |
- 画面サイズが5.8インチで同じ
- バッテリー容量が400mAh多い
- スマホ本体の重さが9g重たい
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」のカメラ比較
リア(背面)カメラの違い
リアカメラ | |
Galaxy A22 5G | ①メイン:13MP, f/1.9 |
Galaxy A21 | ①メイン:13MP, f/1.9 |
フロント(前面)カメラの違い
フロントカメラ | |
Galaxy A22 5G | ①メイン:5MP, f/2.0 |
Galaxy A21 | ①メイン:5MP, f/2.0 |
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「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」対応バンドを比較:どの地域のモデルを買えばいいの?
5G通信の対応バンドに関して知っておきたいこと
日本で5G通信のために使用される周波数帯は3.6GHz~4.6GHzとなっており、それぞれキャリアごとに以下の周波数帯が割り当てられています。
バンド | 周波数 | キャリア |
n77 | 3.6~3.7GHz | NTTドコモ |
n77 | 3.7~3.8GHz | au |
n77 | 3.8~3.9GHz | 楽天 |
n77 | 3.9~4.0GHz | Softbank |
n77 | 4.0~4.1GHz | au |
n78 | 3.3~3.8GHz | NTTドコモ, au |
n79 | 4.5~4.6GHz | NTTドコモ |
各バンドがカバーする周波数は以下の通り。
n77 | 3.6~4.1GHz |
n78 | 3.3~3.8GHz |
n79 | 4.5~4.6GHz |
つまりどういうことか。
購入しようとしているスマホの5G対応バンドが「n78」のみの場合:
この場合は3.3~3.8GHzを使用することができるということです。これを考慮した対応テーブルが以下の通り。
対応可否 | 周波数 | キャリア |
○ | 3.6~3.7GHz | NTTドコモ |
○ | 3.7~3.8GHz | au |
× | 3.8~3.9GHz | 楽天 |
× | 3.9~4.0GHz | Softbank |
× | 4.0~4.1GHz | au |
○ | 3.3~3.8GHz | NTTドコモ, au |
× | 4.5~4.6GHz | NTTドコモ |
購入しようとしているスマホの5G対応バンドが「n77」のみの場合:
この場合は3.6~4.1GHzを使用することができるということ。これを考慮した対応テーブルが以下の通り。
対応可否 | 周波数 | キャリア |
○ | 3.6~3.7GHz | NTTドコモ |
○ | 3.7~3.8GHz | au |
○ | 3.8~3.9GHz | 楽天 |
○ | 3.9~4.0GHz | Softbank |
○ | 4.0~4.1GHz | au |
△ | 3.3~3.8GHz | NTTドコモ, au |
× | 4.5~4.6GHz | NTTドコモ |
結論として:
- docomoの5G通信を利用するならn77もしくはn78が必須
- auの5G通信を利用するならn77もしくはn78が必須
- Softbankの5G通信を利用するならn77が必須
- 楽天モバイルの5G通信を利用するならn77が必須
ミリ波は全キャリア「n257」バンドを利用するため、購入しようとしているスマホの対応バンドに「n257」があればミリ波対応と考えてOKです。
「Galaxy A22 5G」の4G/5G対応バンド
(※各キャリアの必須バンドに対応している場合を「対応」と表記しています)
Galaxy A22 5G [docomo版] [Dimensity 700] |
4G/LTE:B1, 3, 19, 21, 42 | |
5G:n78, n79 | ||
docomo, docomo系MVNO |
4G/LTE:B1, 3, 19, 21, |
対応 |
5G: |
対応 | |
au, UQ Mobile |
4G/LTE:B1, 3, |
一部対応 |
5G: |
対応 | |
Softbank, Yモバイル |
4G/LTE:B1, 3, |
一部対応 |
5G: |
非対応 | |
楽天モバイル | 4G/LTE:B3, 18 | 対応 |
5G: |
非対応 |
上記対応バンド表はdocomo版「Galaxy A22 5G」のものとなります。
「Galaxy A21」の4G/LTE対応バンド
(※各キャリアの必須バンドに対応している場合を「対応」と表記しています)
Galaxy A21 [docomo版] [Exynos 7884B] |
4G/LTE:B1, 3, 19 | |
5G:- | ||
docomo, docomo系MVNO |
4G/LTE:B1, 3, 19, |
対応 |
au, UQ Mobile |
4G/LTE:B1, 3, |
一部対応 |
Softbank, Yモバイル |
4G/LTE:B1, 3, |
一部対応 |
楽天モバイル | 4G/LTE:B3, |
一部対応 |
(出典:docomo)
上記対応バンド表はdocomo版「Galaxy A21」のものとなります。
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」の色・カラーリングの違い
「Galaxy A22 5G」の色・カラーリング
「Galaxy A22 5G」には3つのカラーリングが用意されており、それぞれ
- レッド
- ブラック
- ホワイト
と名付けられています。
「Galaxy A21」の色・カラーリング
「Galaxy A21」には3つのカラーリングが用意されており、それぞれ
- Red
- White
- Black
と名付けられています。
「Galaxy A22 5G」と「Galaxy A21」:価格比較&購入先
デバイス名 | ||
---|---|---|
Galaxy A22 5G | Galaxy A21 | |
主要購入先 | ||
イオシス | Galaxy A22 5G | Galaxy A21 |