ゲーミングPCを買う理由はPCでゲームをプレイしたい、遊びたいゲームがPCでしかプレイできないなど理由は様々です。しかしいざゲーミングPCを購入しようとなると、数が多くてどれが良いのか迷われる方も多いと思います。
そこで今回は価格を15万円以内に抑えたい方におすすめのゲーミングPCを紹介します。
多種多様な用途で購入されるPCですが、予算内で今からゲーミングPCを購入しようとしている方、気になっている方はぜひ読み進めて参考になればと思います。
- ゲーミングPCを購入するときの選び方簡単まとめ
- 15万円以下で買えるおすすめのゲーミングPC4選
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ゲーミングPCの選び方簡単まとめ表
CPUの選び方:
- 制御・演算処理を担当するPCにおける最重要パーツ。CPUの性能があらゆる動作の快適度に直結
- ゲーミングPCやクリエイターPCを購入するのであればCPUは最低でも最新世代の「Intel Core i5」「AMD Ryzen 5」シリーズ以上
マザーボードの選び方:
- Intel製CPUの場合、オーバークロックするのであればZシリーズ以上、しないのであればBシリーズ以上
- AMD製CPUの場合、オーバークロックするのであればXシリーズ、しないのであればBシリーズ以上
- マザーボードのグレードはCPUとグラボよりも優先度が低いため、予算に合わせてグレードを上げれば良い
グラフィックボード(グラボ)の選び方:
- グラボは迷わずNVIDIA
- 予算を優先させるなら「NVIDIA GeForce GTX 1660」系
- 性能を優先させるなら「NVIDIA GeForce RTX 3060」以上
メモリ容量の選び方:
- どれだけ少なくても8GB
- あまり価格が変わらないため基本的に16GBがオススメ
- メモリの速度が違うと実行される処理に違いは出るが、CPUやグラボの性能のほうが遥かに重要度が高い
ストレージ(保存容量)の選び方:
- SSDとHDDの両方を使うことをオススメ
- OSは迷わずSSDに。読み込み・書き込み速度が重要じゃないデータはHDDに
電源の選び方:
- 一般的に各パーツの消費電力を合計しその2倍の容量にすると良い
- 電源は基本的に多めに搭載しておくのがベター
15万円以下で買えるおすすめゲーミングPC4選
1.「G-Tune PL-B」【i5-11400F/GTX 1650】
G-Tune PL-Bの主要スペック:(公式スペック) | |
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CPU | Intel Core i5-11400F |
メモリ(RAM) | DDR4-3200 16GB(8GBx2) |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB) |
SSD | 512GB(NVMe) |
HDD | なし(オプションで追加可能) |
電源 | 500W(80PLUS BRONZE) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
「G-Tune PL-B」にはCPUとグラボにそれぞれ「Intel Core i5-11400F」と「NVIDIA GeForce GTX 1650」が搭載されています。ゲーミングPCはこれら性能を見てエントリーモデル、ミドルモデル、ハイエンドモデルのような区分けを行いますが、「G-Tune PL-B」は「エントリーモデル」に位置づけられます。
本体デザインは非常に小さく持ち運びや移動の煩雑さを感じさせません。また、「G-Tune PL-B」の最大の特徴とも言える本体上部の持ち手が非常に便利。
通常、大型のPCケースではバランスを崩さないように慎重に持ち運ぶ必要性や素手で触るとどうしても手の脂がついてしまうといった煩わしさがありますが、このケースのように持ち手が用意されていると神経質にならずに済むので非常に楽。今回初めてこの手のケースを使ってみましたが、とても良いと感じました。
どんな人におすすめ?
- 多くのゲームがフルHDで(画質設定を適宜調整すれば)快適に遊べる
- ApexやVALORANTをカジュアルにプレイしたい人
- 2200MB/sを超える優れた起動・読み込み・書き込み時間の実現
- 本体が非常にコンパクトで置く場所を選ばない
- これらの性能が12万円
2.「ZEFT G09A」【i3-10105F/GTX 1650】
カテゴリー:
Intel Core i3-10105F搭載
ZEFT G09Aの主要スペック:(公式スペック) | |
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CPU | Intel Core i3-10105F |
メモリ(RAM) | DDR4-3200 8GB(8GBx1) |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB) |
SSD | 240GB(NVMe) |
HDD | なし(オプションで追加可能) |
電源 | 500W(80PLUS BRONZE) |
OS | Windows 11 Home 64bit |
このゲーミングPCにはNVIDIAのグラボ「GeForce GTX 1650」が搭載されており、最高画質ではやや性能が足りませんが、フルHDでの中~高画質設定で平均60FPSを安定的に出せる性能を持ちます。
CPUにはIntelの第10世代プロセッサー「Core i3-10105F」を搭載。低価格帯が売りの「i3」シリーズが使われているため、本体の価格も大きく抑えた形になります。今からPCでゲームを始めようと思っていたり、とにかく低予算でゲーミングPCが欲しいといった方におすすめのモデルです。
3.「G-Tune PL-B-1050Ti」【i5-11400F/GTX 1050Ti】
カテゴリー:
GeForce GTX 1050Ti搭載
G-Tune PL-B-1050Tiの主要スペック:(公式スペック) | |
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CPU | Intel Core i5-11400F |
メモリ(RAM) | DDR4-3200 16GB(8GBx2) |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti(4GB) |
SSD | 256GB(NVMe) |
HDD | なし(オプションで追加可能) |
電源 | 500W(80PLUS BRONZE) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
このゲーミングPCは、本体が比較的小さいミニタワーと呼ばれる大きさで、机の上に置いても邪魔にならないコンパクトなサイズ感となっております。
性能的には「G-Tune PL-B」より更にグラボの性能を落としたモデルとなっており、価格もそれに合わせて安くなっていますが、ゲーミングPCを長く使うという観点から見ると少しでもゆとりのある性能にしておきたいところ。予算が限定的な場合は妥協点ですが、予算上限を上げられる方は1段階でもより性能の良いグラボを選んでおくことで短期間でのPC買い替えを避け、結果的に余計な出費を抑えることに繋がります。
4.「G-Tune PM-A-1050Ti」【Ryzen-5 5600X/GTX 1050Ti】
カテゴリー:
GeForce GTX 1050Ti搭載
G-Tune PM-A-1050Tiの主要スペック:(公式スペック) | |
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CPU | AMD Ryzen 5 5600X |
メモリ(RAM) | DDR4-3200 8GB(8GBx1) |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti(4GB) |
SSD | 256GB(NVMe) |
HDD | なし(オプションで追加可能) |
電源 | 500W(80PLUS BRONZE) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
このゲーミングPCは、本体が比較的小さいミニタワーと呼ばれる大きさで、机の上に置いても邪魔にならないコンパクトなサイズ感となっております。
このモデルの最大の特徴は130,000円台ながらAMDの「Ryzen 5 5600X」が搭載されていることで、あらゆる動作を軽快にこなすことができます。
よりゲーム用途での利用の場合はメモリ容量を8GBから16GBへとアップグレードしたいところですが、よほどヘビーなゲームでなければ基本的には問題なし。もしメモリ容量やグラボに不足を感じた際もCPUより交換が容易であることから購入時にCPUをより良いものにしておくという選択は個人的にアリだと言えます。